確認日:2026年10月8日 / 対象:個人事業主・フリーランス(国民年金・国民健康保険に加入している方) 日付や金額は、年によって変わることがあります。手続きの前に、必ず各公式ページで最新の内容を確認してください。この記事は税務相談ではありません。
この記事の読み方:国税(確定申告、予定納税など)と国民年金の期限は、全国共通です。住民税、国民健康保険(税)、個人事業税の納期は自治体ごとに違います。この記事では、一例として福山市(広島県)の国民健康保険税の納期を紹介しています。お住まいの地域では、市区町村・都道府県の案内で確認してください。
個人事業主になると、「いつ、何をすればいいのか」を自分で管理する必要があります。会社員のように会社が代わりに手続きしてくれないので、期限を忘れると、あとで困ることもあります。
この記事では、1年間の「やること」を月ごとに整理しました。公式ページで確認できたものと、お住まいの自治体で確認が必要なものを、分けて書いています。
この記事でわかること
- 月ごとの手続きと期限の一覧
- 毎月・毎年かかる支払いの流れ
- 「申請しないともらえない」制度を見落とさないための考え方
1年の流れ(月別一覧)
| 時期 | やること | 確認状況 |
|---|---|---|
| 毎月 | 国民年金保険料の納付(対象月の翌月末まで) | 公式で確認済 |
| 7月〜翌3月 | 国民健康保険税の納付。福山市の令和8年度は、7月31日・8月31日・9月30日・11月2日・11月30日・12月25日・2月1日・3月1日の8回(市の公式ページで確認済。ほかの市区町村は各自で確認) | 福山市は公式で確認済 |
| 1月 | 前年分の帳簿・領収書の整理、確定申告の準備 | — |
| 2月〜3月 | 所得税の確定申告(2月16日〜3月15日が原則。曜日の関係で年により変わる。令和7年分は2026年3月16日(月)まで) | 公式で確認済 |
| 3月15日まで | 新しく青色申告を始める場合は「青色申告承認申請書」を提出 | 公式で確認済 |
| 3月末 | 個人事業者の消費税等の申告・納付(課税事業者のみ。令和7年分は2026年3月31日(火)まで) | 公式で確認済 |
| 4月ごろ | 振替納税を選んだ場合の口座引き落とし(令和7年分の確定申告分は2026年4月23日(木)。申し込みは3月16日(月)まで。申告期限までに申告書を出した場合に限り利用できる) | 公式で確認済 |
| 5月15日 | この日現在の前年分の申告納税額などを基に、予定納税の基準額が決まる | 公式で確認済 |
| 6月15日まで | 予定納税の対象者へ、税務署から通知が届く | 公式で確認済 |
| 6月〜翌2月 | 住民税(普通徴収)の納付。福山市の令和8年度は、6月30日・8月31日・11月2日・2月1日の4回(市の公式ページで確認済。ほかの市区町村は各自で確認) | 福山市は公式で確認済 |
| 7月1日〜31日 | 予定納税(第1期) | 公式で確認済 |
| 8月・10月 | 個人事業税(対象の業種・所得の場合)。広島県は、第1期が8月15日〜31日、第2期が10月15日〜31日(県の公式ページで確認済。ほかの都道府県は各自で確認) | 広島県は公式で確認済 |
| 11月1日〜30日 | 予定納税(第2期) | 公式で確認済 |
| 開業から2か月以内 | 年の途中(1月16日以後)で開業した場合、青色申告承認申請書を提出 | 公式で確認済 |
毎月:国民年金は「翌月末」が期限
国民年金保険料の納付期限は、対象月の翌月末日です。末日が土日祝日や年末年始(12月31日、1月2日・3日)に当たる場合は、翌月最初の金融機関の営業日になります。
保険料は、令和8年度で月17,920円です。まとめて前払い(前納)すると割引があり、口座振替が一番おトクな方法と案内されています。
注意したいのは、期限までに納付しないと、障害基礎年金や遺族基礎年金を受け取れない場合があることです。納め忘れは、将来のお金だけでなく、万が一のときの保障にも関わります。
(出典:日本年金機構「国民年金保険料の納付」)
2月〜3月:確定申告と青色申告の申請
確定申告
所得税の確定申告は、原則として翌年の2月16日から3月15日までです(国税庁)。土日などの関係で、年によって日付が変わります。令和7年分は、国税庁の確定申告特集で、所得税の申告・納付は2026年3月16日(月)まで、個人事業者の消費税等は2026年3月31日(火)までと案内されています。
令和8年分の確定申告からは、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」が、スマホとマイナポータル連携でさらに便利になるとのことです(国税庁のお知らせ)。
青色申告を始める場合
青色申告をこれから始める年は、その年の3月15日までに「青色申告承認申請書」を提出します。年の途中(1月16日以後)で開業した場合は、開業の日から2か月以内です。
青色申告の特別控除は、複式簿記などの要件を満たすと最高55万円、電子帳簿保存かe-Taxでの申告もしていれば最高65万円になります(要件あり。詳しくは国税庁のページで確認してください)。
(出典:国税庁タックスアンサーNo.2070)
5月〜11月:予定納税を知っておこう
前年の所得が多かった人は、予定納税といって、その年の税金の一部を前もって納めることがあります。
- 対象:5月15日現在で確定している前年分の申告納税額などから計算した「予定納税基準額」が15万円以上の人
- 通知:6月15日までに、税務署から書面またはe-Taxで届く
- 納付:基準額の3分の1ずつを、2回に分けて納める
- 第1期:7月1日〜7月31日
- 第2期:11月1日〜11月30日
- 期限が土日祝日の場合は、翌日が期限(原則)
予定納税を払った分は、翌年の確定申告で精算されます。納めすぎていれば、あとで戻ります。
なお、令和8年度税制改正で見直された基礎控除は、予定納税額の計算には反映されません。確定申告のときに考慮され、最終的な年間の税額で精算されます。
(出典:国税庁タックスアンサーNo.2040)
自治体ごとに違うもの(必ず確認を)
次の3つは、納期や回数が自治体(市区町村・都道府県)ごとに決まっています。お住まいの自治体のページや、届いた納付書で確認してください。参考として、福山市・広島県の例を載せます(確認日:2026年10月8日)。
| 税 | 福山市・広島県の例 |
|---|---|
| 住民税(普通徴収) | 福山市の令和8年度:第1期6月30日、第2期8月31日、第3期11月2日、第4期2月1日 |
| 国民健康保険税 | 福山市の令和8年度:7月31日、8月31日、9月30日、11月2日、11月30日、12月25日、2月1日、3月1日の8回 |
| 個人事業税 | 広島県:第1期は8月15日〜31日、第2期は10月15日〜31日。税額が1万円以下の場合は第1期で全額納付。事業主控除は290万円 |
- 個人事業税は、「8月と11月」とされることが多いですが、広島県は8月と10月です。都道府県によって異なるので、必ず、お住まいの都道府県で確認してください。
- 納期限の日が土日祝日の場合は、翌日が期限になります(福山市の令和8年度の納期限は、この扱いを反映した日付です)。
(出典:福山市「主な納期と納付場所」、広島県「個人事業税について」)
なお、納付方法は、納付書、口座振替などがあります。口座振替なら、納期限に自動で引き落とされます。
「申請しないともらえない」制度も忘れずに
期限のある手続きとは別に、自分で申請しないと受け取れない制度があります。たとえば、次のようなものです。
- 高額療養費制度:医療費の自己負担が上限を超えたとき
- 医療費控除:確定申告で、払いすぎた税金が戻る場合がある
- 国民年金の保険料免除・納付猶予:収入が減って払えないとき
それぞれの詳しい記事は、次のとおりです。
まとめ
- 毎月:国民年金は「翌月末」まで
- 年に1回:確定申告(3月中旬が期限。年ごとに確認)
- 青色申告を始めるなら:その年の3月15日まで(開業の場合は2か月以内)
- 前年の税金が多い人:予定納税(7月と11月)
- 住民税・国保税・個人事業税:自治体ごとに確認(福山市・広島県の例を本文に掲載)。個人事業税は広島県では「8月と10月」
期限を一覧にしておくだけで、うっかり忘れを減らせます。スマホのカレンダーに入れておくのがおすすめです。
よくある質問
- 予定納税は、8月と11月ではないのですか?
- 国税庁の案内では、第1期は7月1日〜7月31日、第2期は11月1日〜11月30日です。ほかのサイトに「8月」とあっても、国税庁の案内が基準です。
- 確定申告の期限は、いつですか?
- 原則として翌年の3月15日です(申告は2月16日から)。土日などの関係で、年によって変わります。令和7年分は2026年3月16日(月)までです(国税庁)。
- 国民年金の保険料は、いつまでに払いますか?
- 対象月の翌月末日です。末日が土日祝日や年末年始の場合は、翌月最初の金融機関の営業日になります。
- 国民健康保険(税)の納期は?
- 市区町村ごとに違います。福山市の令和8年度は、7月31日から3月1日までの8回払いです。ほかの地域は、お住まいの市区町村で確認してください。
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この記事の確認方法
- 国税庁の確定申告特集、タックスアンサーNo.2020・2040・2070で、確定申告、予定納税、青色申告の期限を確認しました。
- 日本年金機構の公式ページで、国民年金の納付期限と保険料額を確認しました。
- 福山市の「主な納期と納付場所」(令和8年度)と、広島県の「個人事業税について」で、住民税・国保税・個人事業税の納期を確認しました。
- 国税庁の「令和7年分 確定申告の手引き(納付の方法)」で、振替納税の申込期限と振替日を確認しました。
- 確認日:2026年10月8日。
最終更新日:2026年10月8日
公式リンク(確認日:2026年10月8日)
- 国税庁:所得税の確定申告
- 国税庁:No.2040 予定納税
- 国税庁:No.2070 青色申告制度
- 日本年金機構:国民年金保険料の納付

